DVD 第7回本公演 チョゴリの地 + ノリペ ハルラサン 헛묘-虚墓- 2枚組

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3,000円 販売数:無制限

内容

チョゴリの地

【あらすじ】
400年前、南江に飛び込んだ一人の女性がいた…
100年前、墨で汚れたチョゴリを洗う一人の女性がいた…
そして今-チョゴリを見つめる少女がいる。
チョゴリを紡ぐ母の姿と、その思いを受け継ぐ娘達の物語。

【みどころ】
朝鮮半島の伝統文化でかかせないタル(仮面)を用いての作品。ユーモラスでちょっぴり悲しい登場人物の思いを、仮面の彼らが代弁してくれているようで。

作・演出 金民樹

出演   金民樹 姜愛淑 卞怜奈
     洪京枝 李知子 全小百合 
     浅野崇浩 趙清香

헛묘-虚墓-

【あらすじ】

序幕-春(野大)
その昔、朝鮮時代、官の収奪厳しくて故郷を棄てた人々が海辺から遠く離れた漢拏山の中山間地域に住み着いた。火田を耕し、馬や牛を飼育して新しい村落共同体を興した。しかし、再び吹き荒れる官の圧制と収奪に抗う人々…東光村は歴史的な抗争のメッカであった。

第一場-夏(助け合う村落共同体)
1)水車小屋を作る
陣頭者の声に合わせて石臼を運ぶ。水車小屋完成。さあお祝いだ。日本植民地からの解放後、村人も増え、村は活気に満ちる。
2)水車小屋での恋
ソッチュンとチョンスニの愛が熱く熟す。
3)麦の供出
村人が水車小屋で麦を搗している。精魂込めて育てた麦であるが収穫は少ない。でも失望することなく楽しく働きながらソッチュンとチョンスニの婚礼話に花を咲かせていたのだが、ふと、タルリョの麦がなくなっていることに気づく。実は仲のいいチャンミンが学校建設に役立てようと持ち出したのであった。

第二場-秋(村落共同体)
1)米軍制は「4.3抗争」鎮圧のため、海岸線から5km以上離れた村々を適正地域とし、疎開玲を発布して中山間地域の掃滅戦を展開する。山中に拠点を置く抗争勢力を徹底討伐するためであった。
2)村人たちが牛の餌をこしらえている。疎開玲が下されたとはいえ村をあけるわけにはいかぬ。突如、隣村が火に包まれたかと思うと、軍人たちが村に突入。村人らは手に持てるものだけを持って避難したが、リョンテスが逃げ遅れた。虐殺された。しかも彼の屍身を探しに来たソッチュンとその母、一緒に来た村人らを、生きたまま火炙りにして殺した。

第三場-冬(死の共同体)
1)大きな洞窟
どうにか生き残った人々は大きな洞窟に身を潜める。飢えと恐怖にさいなまれつつも共同体として助け合う。
2)路上の生
洞窟を抜け出した村人は行く当てもなく山中を彷徨うが、「兎追い」よろしく追いつめられ路上で殺され、正房の滝で、慕瑟浦で、翰林で虐殺された。

第四場-再び春…(新しい村落共同体)
生き残った人々は当時の記憶を消し去って生きる。ただ呼吸して生きるだけだった。タルリョとチャンミンは偶然に出会い、村に帰って家をたてる。が、住めない。二人は、生き残ったものだけが家を失ったのではなく、死んだ人々も家をなくして彷徨っていることを思い「4.3」の霊魂を迎えて、生あるものも、生亡きものも共に暮らせる家、即ち「虚墓」を築いた。

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